月末のメモ、打ち直す前にまず撮る
道の駅の直売コーナーや加工品の保管棚。月末の棚卸しは、紙に走り書きするのが現場では一番速いやり方です。問題はその後の打ち直しで、以前の記事では書き起こしたメモをAIで表に整える型を紹介しました。今回はその一歩手前、メモをスマホで撮ってそのまま表にする手順です。
手順は4つだけです。棚ごとにメモを撮る、AIアプリに写真を添付する、下のプロンプトを貼る、できた表の要確認列を現場で潰す。ここまでで、表計算に貼れる一覧表になります。
撮り方で読み取りの精度が決まる
AIの読み取りは写真の質でかなり変わります。コツは3つ。1枚に棚1つ分のメモだけを収める。影が文字にかからないよう、明るい場所で真上から撮る。メモの上に「冷凍庫」「奥の棚」など場所の見出しを書いてから撮る。何枚ものメモを1枚に収めると、行のつながりを誤読しやすくなります。
コピーして使えるプロンプト
添付した写真は、道の駅の直売コーナーの棚卸しメモ(手書き)です。
写真の文字を読み取り、「品名 / 数量 / 単位 / 保管場所 / 要確認」の5列の表にしてください。
守ること:
- 写真に書かれていない品名や数字を足さない
- かすれて読めない箇所は推測せず、要確認列に「読めず」と書く
- 数字が「1」か「7」かなど迷う場合は、両方の候補を要確認列に書く
- 表の下に「読み取った行数」を書く
なぜ「迷いを書かせる」のか
手書きの「1」と「7」、「0」と「6」は、人が見ても迷います。AIも同じで、黙って片方に決めてしまうのが一番困ります。だから候補を両方書かせ、要確認列に集めさせる。すると表を見た人は、迷った箇所だけを現場に確かめに行けばよくなります。行数を書かせるのは、メモと突き合わせて抜けを見つけるためです。
棚そのものを撮って数量まで数えさせるのは、今のところおすすめしません。奥に隠れた在庫は写真に写らず、数え間違いが起きやすいからです。数えるのは人、書き起こすのはAI。この役割分担が現場では一番安定します。
明日やれる一歩
上のプロンプトをそのままコピーして、直近の棚卸しメモを1枚撮って試してみてください。要確認列に何が並ぶかで、自分たちのメモの書き方の癖も見えてきます。