同じ商品なのに、書き分けが一番の手間
道の駅や産直の現場で「商品説明を3種類ほしい」と言われると、地味に時間がかかります。ECサイトには検索で見つかる丁寧な文章、店頭POPには一目で伝わる短い言葉、SNSには友だちに話すような軽い口調。中身は同じなのに、書き方を3回変えるので手が止まります。
ここをAIに任せると、元ネタを1回書けば3種類が同時に出てきます。
そのまま使えるプロンプト
以下をコピーして、【商品情報】の中だけ自分の商品に書き換えてください。
あなたは新潟の産直・道の駅の販促担当です。
次の商品情報をもとに、3種類の説明文を作ってください。
【商品情報】
・商品名: 魚沼産こしひかり 新米2kg
・特徴: 農家直送、9月収穫、冷めても甘い
・価格: 1,500円
・売りたい相手: 帰省客・観光客
【出力形式】
1. EC用(200字。検索されそうな言葉を自然に入れる。産地・食べ方・保存方法を含める)
2. 店頭POP用(30字以内のキャッチ+20字の補足。ひらがな多め)
3. SNS用(100字。話し言葉。最後に絵文字1つとハッシュタグ3つ)
誇張表現(絶対・必ず・劇的)は使わない。
なぜこの書き方が効くのか
ポイントは「用途ごとに文字数と役割を指定している」ことです。「SNS用に書いて」とだけ頼むと、AIは無難な文章を返しがちです。「30字のキャッチ」「話し言葉」のように条件を分けて書くと、3つの文章がきちんと別物になります。
もう一つは「売りたい相手」を書くこと。同じ新米でも、帰省客なら「実家への手土産」、観光客なら「旅の思い出」と切り口が変わります。現場で試すと、この1行があるかないかで文章の刺さり方が変わると感じます。
最後に「誇張表現を使わない」と明記しておくこと。AIは放っておくと「最高の」「圧倒的な」と盛りがちで、産直の常連さんほどそういう言葉に冷めます。先に釘を刺しておくと、出てきた文章の手直しがぐっと減ります。
明日やれる一歩
上のプロンプトの【商品情報】を、今いちばん売りたい商品1つに書き換えて実行してみてください。出てきた3種類のうち、POP用だけでも紙に印刷して店頭に貼れば、今日の売り場から使えます。
手直しが必要だった点は、そのまま次回のプロンプトの条件に足していきましょう。繰り返すうちに、自社専用の型に育っていきます。